暁
- minus888

- 2017年3月11日
- 読了時間: 1分
目が覚めている。
本当のところ、このところ傾眠が剰りにひどくて、友人にも叱られたし、意識も朦朧として人としての体裁を失いかけていた気がするので、故意に薬を断ったのだった。悪手であることくらいは承知で、だけども理性的判断だけで行動できるほど私は理知的ではない。
昨日から頭がピリリと覚醒していて、手足は冷たいし、胃袋は何も受け入れたがらない。
時間の流れが遅くて、その代わりに、余計なことが七色をしてどっと音を立てて流れ込んできて、なくしていた悲しいこととか寂しいことの箍が外れる気もする。そういえば自分はこういう世界で生きていたのだっけと、腑に落ちることもある。
目を開けてとく見よとく聞け微かなる鯨の歌の聞こえるうちに
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